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こんにちは。山形県酒田市で外構・エクステリアの販売・施工をしている(有)ワールドウインドー庄内の代表・富樫です。
今回の話題は、カーポートの柱です。リクシル(LIXIL)カーポートSTには下の3種類の柱があります。
上の3種類について、それぞれ使用する際の選択の基準を解説します。特に「3mの柱って、どんな基準で使うの?」と疑問に思う方も多いと思いますので、ご説明します。
リクシル(LIXIL)カーポートSTを例にとってご説明しますが、ほとんどのカーポートに応用できる内容ですのでご参考にしていただけると嬉しいです。
最初に、通常の車の高さからすると、SUVをのぞいては「標準柱(230cm)」で大丈夫です。さらにSUVでも、コンパクトなサイズのものは「標準柱(230cm)」でも入ります。
大きめのSUV・タイヤを付け替えたSUVは「ロング柱25(250cm)」を使います。
通常、車の高さにおいては「ロング柱30(300cm=3m)」は必要ありません(キャンピングカーは例外)。
ちなみに「ロング柱30(300cm=3m)」で「屋根が3mもある」というのは、見た目から「カーポートの屋根が高すぎる」という印象になります。
この「ロング柱30(300cm=3m)」を使うのは、車の大きさというよりは、むしろ別な事情があります。
では、「ロング柱30(300cm=3m)」はどんな基準で使うのでしょう。
「ロング柱30(300cm=3m)」が必要なのは、建物に接近させてカーポートを建てた場合に、どうしても窓の高さが合わない場合です。
窓の高さが非常に高くてとカーポートの屋根をあわせる必要があるケースでは、「ロング柱30(300cm=3m)」を使用します。
▼こちらは、出入口の高さとカーポートの高さを合わせたケースです。出入口の戸は縦に長く高さがありますが、こちらの事例では「ロング柱25(250cm)」で大丈夫でした。ですが、もっと出入口が大きい場合や、別個に窓が高い位置についている場合には、「ロング柱30(300cm=3m)」が必要になります。
「ロング柱25(250cm)」を使用
つまり、「ロング柱30(300cm=3m)」を使わなければいけないというのは、相当、窓や出入口が高い場合です。
「ロング柱30(300cm=3m)」は、「標準柱(230cm)」「ロング柱25(250cm)」に比べて、価格が高くなります。
フラつきを防ぐために、芯材が入っているためです。高さと丈夫さを両立するために芯材を入れる訳ですが、そのぶん値段も上がってしまうのです。
今回の記事では、カーポートの柱の高さ、「標準柱(230cm)」「ロング柱25(250cm)」「ロング柱30(300cm=3m)」における選定基準、特に「ロング柱30(300cm=3m)」はどんな場合に使用するかを解説しました。
カーポートの柱の高さについてお調べになっていた方のご参考になれば幸いです。
(有)ワールドウインドー庄内
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