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こんにちは。山形県酒田市で、外構・エクステリアの販売・施工をしている(有)ワールドウインドー庄内の代表・富樫です。
今回はカーポートの話題です。カーポートを建てるとき、柱位置の下に配管があった場合の対応をご説明いたします。
カーポートの現地調査に伺う際、お住まいの敷地を拝見すると、おおよそどんなふうに配管が通っているかが予想できます。これは長年の経験から、穴を掘る前からほぼ分かります。
そこで、柱を建てる位置の通っている場合は、何かしらの対策をとらなければなりません。
最初に、住宅敷地の地下に通る配管の種類は下の通りになります。
配管の種類
など
このなかで、汚水の配管はかなり地中深くに通っています。
カーポートの柱を建てる際には、深い穴を掘り柱をコンクリートで固めますが、汚水の配管はその施工にも影響しないほど下を通っているので、問題ありません。
問題は、その他の配管です。
対策は下の2つです。
移動ができるのは、雨どい(ざっぱすい)などです。実際、柱を建てる場所の下に通っているのは雨どい(ざっぱすい)が多いです。
60mm「エルボ」という継手を使って、配管の方向を変えて移動します。継手は「つぎて」と読み、L字形の接続パーツです。
配管が移動できないケースでは、柱を外に移動します。
これは、メーカーから専用のタイプが出ています。例えば、リクシル(LIXIL)カーポートSTでは、「梁はね出しタイプ」が出ています。▼
画像出典:リクシル
YKKapジーポートneoでは、「梁延長仕様」が出ています。▼
画像出典:YKKAP
これら2商品は、梁が長くて、そのぶん柱を外に出した構造です。配管を避けられるだけではなく、バックで停める際ハンドルも切りやすく、駐車もラクになるので好評です。
駐車スペースの下にも、普通に家庭の配管は通っています。数種類ある配管からそれぞれ判断し、適切な工事をいたします。
現地調査から工事まで丁寧に対応・施工しておりますので、安心してご依頼ください!
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