こんにちは。酒田市で外構・エクステリアの販売・施工をしている（有）ワールドウインドー庄内の代表、富樫です。
弊社へのお問い合わせで多いもののひとつが、「注文住宅を建てた（建てている）のだけれど、外構工事一式を相談したい」といったものです。
ほとんどのお客様は最初から図面などをご用意されていて、依頼される品目なども決まっています。ですがこのブログをお読みいただいている方の中には、「これから新築を建てたい」「将来的に建てようと思っている」と考えていて、現在外構について情報収集中の方もいると思います。
今回はそんな方の参考にしていただきたく、「酒田市・鶴岡市・庄内地方で新築の方は、実際に最初どんなエクステリアを揃えられるのか」を、お伝えできればと思います。
新築の際の外構ベスト4
弊社で承る場合、新築の際には下の4点を一度にご依頼になる方が多いです。
- 折板カーポート
- 土間コンクリート工事
- 物置
- 境界ブロック・フェンス
正式な「外構一式」「新築外構セット」というものは存在しませんが、傾向としてこちらをまとめてご相談くださる方が多いため、「外構一式」「新築外構4点セット」と呼んでもいいかもしれません。
なぜこの4点なのか
なぜこの4点なのでしょう。順に解説いたします。
折板カーポート
酒田・鶴岡・庄内地方のお客様の多くが新築のときから折板カーポートを建てられるのは、庄内地方が豪雪地帯だからでもあります。
庄内では冬場、出勤時に車の上の雪払いをするのはとても大変です。そのため近年、折板カーポートはめざましく普及してきました。
「折板カーポートは、最低限ないと困る」と感じてくださっている方が増えているのかもしれません。
土間コンクリート
敷地がむき出しのままでは草刈りが大変ですし、車やお住まいの基礎が汚れます。もちろん雑草を生やしていれば虫による害もあります。
敷地内の一部をシンボルツリー・花壇・家庭菜園にされる方は多いです。ですが今は共働きが増え庭の手入れに時間をかけられないため、大きな庭園が減ってきていることもあります。
敷地をむき出しにしないためには砕石を敷く方法もあり、それもいいかと思います。ただ、少なくとも車を停めるスペースだけは土間コンクリートにした方が、車が劣化せず長持ちします。詳しい記事はこちら ↓
なぜ駐車場は土や砕石のままにしておかない方がいいの？
また、街中で見るカーポートのほとんどは下が土間コンクリートになっているため、一般的にも「カーポートの下はセットで土間コンクリート」という認識が広まっているのかもしれません。
物置
物置は、より生活必需品に近いかもしれません。
先ほどと同じ「豪雪地帯」という理由から、冬タイヤ夏タイヤの収納は必須です。
また弊社で新築外構のお客様は、「将来子どもが生まれたら、自転車など何かと物を入れなければいけないから」とお話なさる方が多いです。将来家族が増えることをイメージして、物置は必要とご判断されるようです。
境界ブロック・フェンス
もともと新築の敷地でお隣との境を示すものは、杭を打ってあるだけの状態です。そのため、境界ブロックを施すのが自然です。
加えて実際に住むことを考えると、お隣さんへの目隠しが必要になる部分が出てきます。その場合、「目隠しフェンス（＋化粧ブロック）」という選択肢になります。
外観のコーディネートを考えて、周り全てを目隠しフェンス（＋化粧ブロック）にする方もいます。周り全てを、開放感のある縦型の境界フェンス（＋化粧ブロック）にすることも可能ですよ。
まとめると、境界ブロック・フェンスのパターンは下のような感じです。
- 境界ブロックのみ
- 一部境界ブロックで、目隠しが必要な側のみ目隠しフェンス（＋化粧ブロック）
- 周り全てを目隠しフェンス（＋化粧ブロック）
- 周り全てを境界フェンス（＋化粧ブロック）
まとめ
新築を建てるときには、最低限どんな外構が必要か不安になるかもしません。
弊社で実際にご依頼を受ける品目の傾向を、ご参考までにお伝えいたしました。正式な「外構一式」「新築外構セット」ではないものの、目安となれば幸いです。
もちろん基本は施主様のご自由です！カーポートなしの方もいますし、物置は数年経ってから施工される方もいます。最初からウッドデッキや風除室をつけられる方もいますよ。
何をしたらいいか分からない方も、ご相談を承り、最適なご提案をさせていただいておりますのでご安心ください。
この記事がお役に立てますと嬉しいです！
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