酒田・鶴岡・庄内地方でカーポートの屋根の裏が白くなった!その原因と予防のしかた

2021年7月1日

画像提供:リクシル(LIXIL)カタログ

 

こんにちは。酒田市で外構・エクステリアの販売施工をしている(有)ワールドウインドー庄内の代表、富樫です。

 

庄内地方でカーポートをお持ちの方で、「いつのまにか屋根の裏が白くなっていた」ということはありませんか?弊社のお客様からも、時々そんなご相談を承ります。

 

今回の記事では、その白い付着物についてお伝えいたします。

 

白い付着物の正体

このあたりの地域でカーポートの天井についている白い付着物の正体は、塩の結晶です。

 

なぜ塩の結晶がつくかというと、「気中塩分」といって、日本の空気中には塩分が含まれているからです。海面で発生した海塩粒子が風に乗って陸地に運ばれたものが、「気中塩分」です。

 

「気中塩分」は内陸部にも含まれていますが、酒田市や鶴岡市のように海に接した市のほうが、含有量が多いです。市役所があるような街中(まちなか)、つまり一見海から離れたエリアでも「気中塩分」はけっこう多く含まれています。

 

その塩分が日数をかけてカーポートの屋根の裏に付着し、塩の結晶になるのです。

 

進行するとどうなるか

カーポートの塩の結晶は、塩害の原因になります。塩害とは具体的には、錆びによる腐食です。そのまま進行させると塩の結晶部分がポツポツ黒くなっていき、錆びによる腐食が始まります。

 

カーポートの屋根の裏(天井)の錆びによる腐食の画像

 

上の写真は、ポツポツ黒い点になって、残念ながら錆びによる腐食の段階になってしまった事例です。

 

予防方法

理想的なのは、最初から塩の結晶がつかないようにすることです。

 

予防方法としては、新品のときから時々でいいのでホースの水でカーポートの屋根の裏を流してください。ホースのジェット水流がいいです。鉢植えや庭のお花に水撒きをする方は、そのついでだと一番ラクですね。

 

新しいうちから時々このようなお手入れをすることで、塩の結晶は防げますよ。

 

付いてしまったら

すでに塩の結晶ができてしまった場合も、それ以上の進行を防ぐために、時々ホースのジェット水流でカーポートの屋根の裏を洗い流してみてください。そうすることで、少しでも腐食を防ぎ、長くきれいにつかっていただくことにつながります。

 

腐食に強い屋根材も

ご希望であればですが、塩の結晶による腐食に強い屋根材もあります。表面にコーティングが施されたものです。

 

こちらは少々価格が高くなってしまいますが(通常のサイズの折板カーポートで15,000円以内の差額です)、ご興味がありましたらお見積りの際にどうぞ声をおかけくださいね。

 

まとめ

カーポートの屋根の裏の白い付着物について、その正体と予防方法をお伝えいたしました。ホースの水でさっと流す簡単な方法なので、今日から試してみてはいかがでしょうか。回数も、時々で大丈夫ですよ。

 

少し値段がはるコーティングの屋根材もありますが、基本はちょっとした手間をかけて洗い流すことです。

 

海に接した私たちの地域でも、塩害を避けてより長くきれいにカーポートを使っていきましょう!

 

 



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