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こんにちは。酒田市と鶴岡市でエクステリア・住宅用建材・太陽光発電システムの販売施工をしている(有)ワールドウインドー庄内の富樫です。
今回の記事では前回に引き続き、当社で導入した新しいメンテナンスシステムについてご紹介いたします。
新しく導入したのは、太陽光発電システムのなかでも、「電気が確実に発電できているか?」といった重要な部分をメンテナンスするものです。合計3点の機器を導入しました。機器3点を順に使用していくことで、より精度の高い電気的検査が可能になります。今回のブログでは、最初の2点をご紹介いたします。
【STEP1】 SOKODESにより、パネルの障害とその位置を正確に見つけだす
上の写真は、障害が起きたパネルの位置を超短時間で検出する、体調電池アレイテスター「SOKODES」です。今回導入した機器3点のなかでも「かなめ」となるツールです。
パネルは通常、直列で並んでいます(6直といいます)。メンテナンスでは、パネルで電気的障害が起きているかどうかを検査すると同時に、「何枚目のパネルがおかしいか」も調べなければいけません。
太陽光発電の電気的障害を洗い出す際のポイントは、「どのパネルが障害を起こしているか?」を正確に把握することだといえるでしょう。
この「SOKODES」は、太陽光発電システムの「接続箱」のプラスマイナス部分にあてがうだけで、20~30秒で「何枚目のパネルがおかしい」と、正確に検出してくれます。
パネルを個別にチェックする必要がありませんし、地上に設置された「接続箱」につなぐだけなので、屋根に上る必要がありません。曇りや雨の日も検査できます。
「パネル障害の有無」と「どのパネルがおかしいか」を早期に発見する、もっとも重要かつ基本的な検査です。
【STEP2】 「FLIR E4 赤外線サーモグラフィ」で更に詳細な部分を洗い出す
次に使用するのは、電気接続の異常チェックに適したモデルの業務用サーモグラフィ、「FLIR E4 赤外線サーモグラフィ」です。
【step 1】で障害が起きているパネルが検出されたら、次の段階として、「パネルのどの部分が悪いか」を調べます。温度による判定です。人間の健康診断に例えると、精密検査に当たります。
もともと、配電盤・分電盤などの電気接続の検査に適したプロ用サーモグラフィなので、使い勝手の面でも安心です。サーモグラフィですので、温度によって表示の色が変わります。2度違えば、その部分が電気的に障害を起こしているということです。
このサーモグラフィの長所としては、パネルの裏からでも正確に温度判定ができることです。
短時間で、障害を起こしている部分を詳細かつ精密に知ることができます。
今回のまとめ~早期発見の大切さ
太陽光パネルでは直列に電流が流れているので、ひとつのパネルに障害が起きれば、直列に並ぶパネル6枚全てが、互いに影響を与え合いダメになってしまいます。そういった意味で、パネル故障の早期発見は大変重要です。
太陽光発電の電気的メンテナンスについて、続きは次のブログでご説明いたします。どうぞよろしくお願いいたします!
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お読みいただいて、ありがとうございました。