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こんにちは。山形県酒田市で外構・エクステリアの販売・施工をしている(有)ワールドウインドー庄内の代表、富樫です。
今回の記事は、カーポートの雪下ろしについてです。
酒田、鶴岡をはじめとした庄内地方では、山間部ではかなりの雪が降ります。弊社のお客様では、「カーポートの雪下ろしは、これまで折板屋根の上に乗ってやっていた」というお声をたまに聞きます。
今一度、
について、確認していきたいと思います。
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折板カーポートはもともと「雪への強さ」を目的にして作られています。各メーカーの耐積雪強度は100cm、150cm、200cmと揃っています。
弊社では、下の通り各地区の雪深さに合わせて耐積雪強度を選んでいます。
庄内地方街中
【具体的には、旧酒田市内の街中・旧鶴岡市内の街中】
耐積雪強度100cm
庄内地方山間部
【具体的には、旧櫛引町の山間部・旧羽黒町の山間部・旧朝日村全体】
耐積雪強度150cm
ここでいう「耐積雪強度」ですが、安心して使用できる強度ではあるものの、「ふさわしい耐積雪強度を使用していれば、いかなる場合でも雪下ろしをしなくてもいい」という意味ではありません。
ここ数年は、気候変動で突然の豪雪があります。
全く予期しない降り方で上記の積雪量が超えた場合には、やはり雪下ろしをしなければなりません。
また、メーカーで表示する耐積雪量は、重さの軽い「新雪」を基準としています。雪は種類によって重さが違い、降雪を繰り返した後の「締雪」では3倍の重さです。つまり見た目に雪の高さがなくても、耐積雪量に達していることがあります。雪の種類による注意点はこちら
弊社ではその点、全種類の雪を見越し、余裕を持って耐積雪強度を選んでいます。ですが突然の豪雪では、「締雪(降雪を繰り返した重い雪)」の上にさらに積もったりします。豪雪でなくても、「締雪」の上に「新雪」積もるパターンは、全般的に見た目より重いです。
このように、様々な視点から注意が必要です。つまり庄内地方のカーポートでは、状況に応じて雪下ろしが必要になる、というのが結論になります。
ちなみに建築確認申請の基準でも、例えば鶴岡市など「雪下ろしをするのを前提として、耐積雪強度100cmで申請がおりる」というのが共通認識になっています。
また、山間部では日常的に雪下ろしをする地域もありますが、これも、上記の要因を考えた場合大変理にかなっています。
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それでは、必要な際には「カーポートの屋根に乗って」雪下ろしをしていいのでしょうか。
お答えとしては、雪下ろしの際に折板屋根に乗ることは、おすすめできません。安全のため、乗らないでいただければと思います。
第一に、雪が重くて困っていて雪下ろしをする場合には、更に上に乗ることは、強度が足りなくて危険です。
第二に、もし普段からの予防策としてマメに雪下ろしをするのだとしても、折板屋根は滑って危ないです。
カーポートの折板屋根には「ガルバリウム鋼板」と「塗装」がありますが、「ガルバリウム鋼板」は、特に滑ります。「塗装」はましですが、それでも滑ります。
カーポートの雪下ろしをする際には、上に乗らずに脚立を利用して、スコップなどの道具で下ろすことをおすすめします。
今回の記事では、カー ポートの雪下ろしで屋根に乗っても大丈夫かどうか、雪下ろしが必要になる仕組みから解説いたしました。
庄内地方では、これから積雪の厳しい季節に入ります。
今回ご説明した折板カーポートの強度を理解していただき、必要な際は、安全な方法で雪下ろししていただければと思います。
※画像出典:リクシル・YKKAP
(有)ワールドウインドー庄内
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