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鶴岡市下山添のM様宅、住宅用太陽光発電システムのメンテナンス事例です。
M様宅で「カミナリで被雷してダメになったと思われる」とのことで、チェックにうかがいました。M様はカナディアン・ソーラーのパネルをご使用だったため、カナディアン・ソーラーのメーカーとして点検にうかがいました。※カナディアン・ソーラーは10年間の補償がついています。
チェック・点検の結果としてはパネルとパワコンの交換をしました。メンテナンスの流れと詳細を下記の通りご報告します。
最初に目視点検をしました。2階の瓦面に設置の12枚のパネルからです。
パネルのアースが、落雷によるスパークで損傷を受けていました。アース線が焦げていることを発見しました。
その後、接続箱にて電圧とパネルの通電状況を確認・チェックしました。その結果、通常よりも電圧が低いことを確認しました。
ただし、接続箱の開閉器=ブレーカーには落雷による異常は見られませんでした。
そのため、「落雷によるパネルの電圧低下により、発電していない」との判断をしました。
その後、1階部分のパネルをチェックしました。1階部分に電圧低下等の異常は見られませんでした。
その後、パワコンを点検しました。
パワコンのカバーを外したところ、被雷と思われるスパークによる焦げを数カ所発見しました。
「パワコンも被雷を受けた」と判断し、操作しましたが正常に作動していませんでした。そこで、パワコンを交換しました。
現在取り付けてあるパワコンを取りはずす作業をし、再度目視による点検を行ったところ、写真のようなスパーク痕が見られました。
架台も、ビスが焦げて飛んでいました。
交換し、正常に作動することを確認しましたが、2階のパネルによる発電量が少ないため、正常な数値には上昇しませんでいた。
メーカー補償により、雪が消えてからパネルの交換をすることになりました。上記が修理及びメンテナンス概要になります。
今回のメンテナンスでも、目視の他にこちらの機器を使用いたしました。
当社では、点検やメンテナンスのみのご依頼も承っております。太陽光発電システムのコンディションを良好に保ちたい方、また今回のように落雷、そして積雪の被害に合われた場合にもお気軽にご相談ください。
M様、雪が消えましたら責任を持ってパネルを交換させていただきたいと思います。