こんにちは。山形県酒田市で外構・エクステリアの販売・施工をしている（有）ワールドウインドー庄内の代表、富樫です。

 

今回のブログでは、風除室でレールなしのタイプをお探しの方へ、「レールなしの風除室はできるのか、どんなお住まいにもとりつけられるのか」をお伝えします。

 

こんな方に向いています。

✅風除室でレールなしを探している

✅レールなしの風除室はどの家でもとりつけられるの？

 

弊社は山形県庄内地方のなかでも、風除室の施工実績はトップクラスです。新築への取り付けをはじめ、新築後何年か経ったお住まいへの取り付けなど、実績もさまざまです。風除室商品の知識も豊富に持っています。

 

この記事を読めば、レールなしの風除室についてよく分かり、ご購入の決心がつく方もいると思いますよ。

 

風除室でレールなしのタイプの具体的な商品名（リクシルの場合）

風除室でレールなしのタイプとは、リクシル（LIXIL）商品でいうと、「ツインガードⅢ 上吊タイプ」です。

 

 

見た目はレールのあるタイプと変わりませんが、扉が上から吊ってあり、下にはレールがありません。

 

上から吊ってあるタイプは、主に下のようなメリットがあります。

• レールがないので、積雪時の凍結の心配が少ない
• 足元にレールがなくバリアフリー

このような使いやすさで、人気が出ています。

 

ただし、大きな注意点があります。それは、

• 山形県庄内地方のような激しい強風地域には、あまり向いていない

ということです（弊社独自の見解です）。

 

実は弊社のある酒田市在住の方には、私どもの判断として、レールなしはあまりおすすめしていません。

 

これから商品を詳細に解説しますが、風が激しくない地域の方のみ、この記事の続きをご参考にしていただければと思います。

 

風除室でレールなしのタイプの構造（リクシルの場合）

▼下の図は、扉の下側の部分です。下桟に組み込まれたボトムタイトという部品は、「塞ぐための機能」が非常に高い部品です。

 

 

▼この「ボトムタイト」は、床面に合わせて精緻に上下できる造りになっています。床の凸凹や水勾配にぴったり沿って動くので、床との隙間がなく、吹き込みも防ぎます。

 

 

それでは続いて、具体的な商品をご紹介します。

 

風除室でレールなしのタイプで商品を3点ご紹介（リクシルの場合）

ゆとりのある開口 上吊タイプ【袖付2枚引】

 

扉の両脇に袖がついているタイプです。ランマ（上の部分をガラスで塞ぐ）がなく、扉が上まで続くので、広々とした印象です。

 

開いたときの扉を受け入れる袖があるので「有効間口」が大きく、車椅子やベビーカーでの出入りが楽です。

 

【カラー展開】

 

【納まりのバリエーション】

 

【メリット・利便性一覧】

• 間口が広くレールがないので、車椅子の出入りが便利
• レールがないので、歩きにくい方にもバリアフリー
• レールがないので、積雪時の凍結時の不安軽減

 

デザインパネル使用・ゆとりのある開口 上吊タイプ【袖付2枚引】

 

こちらも、扉の両脇に袖がついているタイプです。ランマ（上の部分をガラスで塞ぐ）がなく、扉が上まで続くので、広々とした印象です。

 

同じく、開いたときの扉を受け入れる袖があるので「有効間口」が大きく、車椅子やベビーカーでの出入りが楽です。

 

さらにご紹介したい点は、こちらのタイプは、木目調の化粧材やデザインパネルでお住まいに合わせてカスタマイズされていることです。このように玄関とトータルでコーディネートできます。

 

ただしデザインパネルを使用するので、納まりはI型（少し下の図）のみになります。

 

【カラー／形材色】

 

【カラー／木目調化粧材、デザインパネル木目調】

 

【納まりのバリエーション】

 

【メリット・利便性一覧】

• リクシル（LIXIL）共通のカラーでコーディネートできる
• 間口が広くレールがないので、車椅子の出入りが便利
• レールがないので、歩きにくい方にもバリアフリー
• レールがないので、積雪時の凍結時の不安軽減

 

シンプルなデザイン 上吊タイプ【ハンガー引き戸】

 

ノンレールタイプのハンガーの引き戸、袖のないシンプルな仕上げです。リーズナブルなところもメリットです。

 

上の図では「框」という扉の枠部分に、スリムタイプを使用しています。ちなみに、框にはスリム框と太框があって、お好みに合わせて選べますよ。

 

また上はランマありタイプですが、袖のないシンプルな仕上げでのランマなしタイプも可能です。ランマなしタイプは、やはり広々とした印象ですよ。

 

【カラー／形材色】

 

【納まりのバリエーション】

 

【メリット・利便性一覧】

• レールがないので、歩きにくい方にもバリアフリー
• レールがないので、積雪時の凍結時の不安軽減

 

風除室でレールなしのタイプのまとめ

今回の記事では、風除室でレールなしのタイプをお探しの方へ、「レールなしの風除室はできるのか、どんなお住まいにもとりつけられるのか」をお伝えしました。

 

お住まいの形というよりは、地域によって弊社判断でおすすめできない場合もありますが（特に弊社の地元ではおすすめしていません）、ご紹介の通り、使える地域ではとても利便性の高い風除室のタイプです。とりつけできる地域であれば、デメリットはほぼありません。

 

風除室でレールなしタイプのご確認をしたかった方は、この記事がご参考になれば幸いです。

 

 
※画像出典：リクシル

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