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こんにちは。山形県酒田市で外構・エクステリアの販売・施工をしている(有)ワールドウインドー庄内の代表、富樫です。
今回のブログでは、「物置に入れない方がいいもの」を解説します。
このような方に向いています。
✅物置に保管できないものを知りたい。
✅物置に衣類・ひな人形などを保管したい。
弊社は、イナバ・ヨド物置の施工数では庄内トップクラスです。物置の性能・機能については、専門的な詳しい知識を有しています。専門知識を踏まえて、日頃からお客様には「その方の使用方法に合わせたご提案」をさせていただいています。
この記事を読めば、「物置にはどんなものが保管できるかできないか」、また「こんなものを保管したいのだけれど可能なのか」が分かりすよ。
物置では、「これを保管すると、物置が傷みます」という保管物がいくつかあります。物置の傷みではなく保管物の状態についてお調べだった方は、この項目をとばしてください。
「これを保管すると、物置が傷みます」というのは、下のものです。
漬物桶や漬物のストックは、塩分が出て錆の原因になってしまうため、物置で保管すると物置自体が傷んでしまいます。
メーカーでは「漬物桶は受け皿を敷いて保管してください」と提示していますが、弊社で事例を見てきた限りでは、できれば漬物自体を置かないことをおすすめします。
もし置きたい場合は、やはり「必ず受け皿を敷く」「塩分がこぼれないように気を付ける」など気を付けていただければと思います。
意外にうっかり置いてしまってそこから錆びになるのが、よく水洗いしていないビーチ用品です。ビーチパラソル、クーラーボックスなど。
こちらも、塩分が物置を物置を傷める原因になります。しっかり水洗いして乾かしてからしまいましょう。
化学肥料や農薬は、袋のまま物置にじか置きすると、化学物質が金属と反応して錆びの原因になります。
保管する場合は床に直置きせずに、シート・板・台などを敷いていただければと思います。
物置で入れない方がいいもので、入れると保管物が傷むものは下の通りです。
上のものを物置に保管すると、
などの原因になります。
要因は、
などです。
イナバ・ヨドそれぞれ、物置本体は下の素材でできています。
これらは金属なので、夏場は中がかなり暑くなります。
また、換気口に配慮しないと、換気がいきどとかない状態になります。換気がいきどどかなければ夏場はますます高温になり、同時に湿気もたまります。
ですので、何かを入れるかどうか迷ったときには、上のリストを参考にしてください。大切なものを物置で保管して傷んで使えなくなった…ということのないようにしたいものです。
通常の物置では衣類は保管できませんが、実は多少湿気に強い物置もあります。それは、断熱効果の高いイナバ「ナイソー」です。
▼ナイソーは「断熱構造」の物置です。イナバ物置の本体は鋼板ですが、ナイソーは鋼板の表面に「内壁」と「天井」があります。
▼「内壁」も「天井」も非常に高性能な断熱材でできています。内壁は断熱効果の高い準不燃材料のロックウール板厚さ15mmを使用、天井は断熱効果の高い硬質は発泡ポリウレタンフォーム厚さ20mmを使用しています。ちなみに床板は、耐水合板厚さ12mmを使用しています。
▼収納物を傷ませずに保管するには、換気も重要です。ナイソーは、換気ガラリも最新でいきとどいています。天井面に集まった空気は「回り縁ガラリ」「換気ガラリ」を通過して、外部に出るようになっています。
このようにナイソーは断熱性能の高さや換気などによって収納物に優しい構造であるため、衣類やひな人形も一応しまえるようになっているのです。
ただし、何事も絶対大丈夫ということはないので、衣類は湿気から守るために衣装ケースにいれ乾燥材を使う、たまにチェックしたり風通しをよくするなど、管理をお願いいたします。
イナバでもうひとつ湿気に多少強い物置もあります。FORTA+(フォルタプラス)です。
▼FORTA+(フォルタプラス)も物置本体は鋼板ですが、鋼板の表面に「内壁」と「天井」があります。「内壁」「天井」にはエペラン®を使用しています。
▼エペラン®は、断熱性・耐水性・耐衝撃性・耐薬品性に優れています。
このように、FORTA+(フォルタプラス)も湿気には強い傾向があります。
ただしこちらも絶対に大丈夫ということは言えないので、換気や状態の確認などの管理は必要です。
下の物は、通常の中型物置で保管することができます。
これらは、樹脂類(プラスチック類)・金属・ゴムでできたものが多いです。ほぼ安心して通常の物置に保管できますが、注意点があるのでお伝えします。
それは、夏場の高温と湿気です。
イナバ物置もヨドも物置も、さきほどからお伝えしている通り、夏場はかなり高温になります。また、換気の行き届かない物置では、さらに熱気が溜まります。
通常の保管物である樹脂類(プラスチック類)や金属は、実は高温になると
といったリスクがあります。すぐにはなりませんが、わずかな変化が少しづつ進みます。
これらを食い止めるに必要なのが、やはり「換気口のとりつけ」です。
実は物置は、換気口は標準で1方向にしかついていないことが多く、少し換気不足です。▼例としてイナバは、扉の上のみ、左右にこのような換気ガラリがついています。
1カ所でもついているのはいいことなのですが、できれば別方向にも換気口をとりつけるのがおすすめです。そうすることで空気の通り道ができて、理想的な換気になります。
イナバを例にとって、オプションをご紹介します。
▼「通気パネル」です。
イナバ物置の壁は、実はパネルの組み合わせで成り立っています。こちらのオプションは、パネルに通気ガラリ(通気口)が付いているものです。パネルのひとつをこちらに交換することで、壁に換気口がつきます。
こちらの換気口は、虫・ホコリ・雨水の侵入も防ぐ設計で安心です。
風通しをよくして高温や湿気を防ぎ、さらに収納物の劣化防止につなげていただければと思います。
今回の記事では、物置で入れない方がいいものをご紹介しながら、可能な解決方法、また入れていいものと注意点まで解説しました。
物置を正しく理解して、大切な物を上手に保管していただければと思います。
一部画像出典:イナバ
山形県酒田市の外構・エクステリア
(有)ワールドウインドー庄内
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