こんにちは。山形県酒田市で外構・エクステリアの販売・施工をしている（有）ワールドウインド庄内の代表、富樫です。

 

今回の記事では、フェンスの基礎についてお伝えします。

 

こんな疑問にお答えします。

✅フェンスは基礎なしでも建てられるの？

✅フェンスの基礎ってどういうもの？

 

フェンスの基礎については、酒田・鶴岡・庄内地方のように雪の降る地域では、特に正確な知識が必要です。

 

ここ数年、ますます新築や30代のお客様のフェンスご依頼が増え、施工数も多くなっています。豊富な経験から、フェンスの基礎について分かりやすく解説します。

 

この記事を読めば、フェンス基礎についての正しい知識が得られて、業者さんからの見積りも納得して目を通せるようになりますよ。

 

フェンスに基礎は必ず必要

結論から申し上げると、フェンスに基礎は必要です。基礎なしでは、仕上がりに安全性がないため施工することができません。

 

ネット上では基礎がいらないフェンス商品もあるようですが、弊社としては「安全上、基礎なしではフェンスは施工できません」というのが見解です。

 

フェンスの基礎には「ブロック」「フェンス基礎（ぎそ）」がある

フェンスの基礎の種類には「ブロック」と「フェンス基礎（ぎそ）」があります。「ブロック」では「化粧ブロック」という選択肢もあります。

 

酒田・鶴岡・庄内地方は原則的に「ブロック」「化粧ブロック」

酒田・鶴岡・庄内地方は、法律で定められた豪雪地帯です。

 

雪の影響は大きく、フェンスが損傷しないためには「ブロック」「化粧ブロック」が必須です。通常の「フェンス基礎（ぎそ）」では、フェンスが雪に負けてしまうからです。

 

つまり庄内地方で通常のフェンスを建てるためには、基礎としてのブロックはセットとお考えください（多段フェンスは例外で、後ほどご説明します）。

 

ここで、弊社の事例をご紹介します。

 
【施工事例 1】

▼境界ブロックの上にフェンスを施工した事例です。

 

【施工事例 2】

▼化粧ブロックとフェンスの事例です。施工中の様子からご覧ください。最初に、ブロックを積んでいきます。

▼1段づつ積んでいます。

▼フェンスの柱を建てています。

▼柱が建ちました。

▼フェンスが施工されました。

▼こちらも完成写真です。化粧ブロックとフェンスの、典型的な施工事例です。

 

【施工事例 3】

▼化粧ブロックの一部を、門の機能・目隠し機能を持たせて積んだケースです。

▼ちなみに、門・目隠し部分のブロックを積んでいるところです。

 

・・・

 

以上、弊社での「ブロック」「化粧ブロック」＋フェンスでの施工事例でした。

 

続いて、ブロックでは対応できない多段フェンスについて解説します。

 

多段フェンスは「フェンス基礎（ぎそ）」

多段フェンスに関しては「ブロック」「化粧ブロック」の上に建てられないため、「フェンス基礎（ぎそ）」での施工になります。

 

「フェンス基礎（ぎそ）」といってもイメージがわかないかもしれないので、こちらも弊社の施工事例でお伝えします。

 

【施工事例】

▼準備しているのが「フェンス基礎（ぎそ）」です。柱を埋め込むためのコンクリート製の基礎です。

▼これを埋め込みます。

▼柱を建てています。

▼2段の多段フェンスが完成しました。部分的な目隠しフェンスです。

 

このように、雪の多い庄内地方であっても多段フェンスでは、ブロックでなく「フェンス基礎（ぎそ）」での施工になります。

 

まとめ

今回の記事では、フェンスの基礎について、その必要性と種類を解説しました。

 

どの地域でもフェンスに基礎は必要、そして雪の多い酒田・鶴岡・庄内地方は、多段フェンスでない限りは、ブロックへの施工が必須なことをお伝えしました。

 

フェンス施工をご検討の際のご参考になれば幸いです。

 

 

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