こんにちは。山形県酒田市で外構・エクステリアの販売・施工をしている（有）ワールドウインドー庄内の代表、富樫です。
今回の話題は、目隠しフェンスについてです。「後付けで目隠しフェンスを付けたい」というご要望もあると思うので、簡単にできるのか、工事内容はどうなるか等をお伝えできればと思います。
「目隠しフェンスを後付けで」のご要望
弊社でも、「フェンスで目隠ししたいんだけど、後付けでできますか？」というお問い合わせを承ります。
こちらへのお答えですが、承っております。
本来であれば、フェンスは敷地をぐるりと囲うことで、統一感が出ます。ですが、新築当初は「フェンスで囲うほどでもない」と思っていた部分に、
「お隣にお住まいが建った」
「住んでみたら、視線を遮るものがあったほうがいいと分かった」
などで、後から部分的にフェンスが欲しくなるかもしれません。
そんなときに、後付けで部分的な目隠しフェンスは便利です。
後付けで部分的にフェンスを施工するメリットと施工方法
部分的にフェンスを施工することのメリットは、費用を抑えられることです。
施工は、全体的に施工するフェンスと比べて、下の違いや特長があります。簡単にフェンスを短くすればいいというわけでなく、ふさわしい施工をします。
- 化粧ブロックは積まない
- 足元をしっかりと施工する
- 多段柱を使ってフェンスを2段
ひとつづつご説明いたします。
化粧ブロックは積まない
部分的なフェンスは規模が小さいため、下に化粧ブロックは積みません。
※予備知識として、豪雪地帯である庄内地方では、通常の目隠しフェンスはブロック積みは必須です。
足元をしっかり施工する
部分的な目隠しフェンスでは、化粧ブロックを積まない代わりに、足元の施工をしっかり念入りにします。
コンクリートで、柱の根元をしっかりと固めます。
多段柱を使ってフェンスを2段積む
多段柱のフェンスとは、下のようなものです。
画像出典：リクシル
ちなみに、多段柱でない通常のフェンスは下のものです。
画像出典：リクシル
多段フェンスにする理由は下の３点です。
- 化粧ブロックを積まないので、何もしないと高さが低くなる
- 同時に、部分的な目隠しのため逆に高さは必要
- 1枚の高さが高いフェンス（1枚板）ではなく、柱で補強して2段にして高さ・強さを出す
上のことから、多段柱を使ってフェンスを2段積んで高さと強さを両立しています。
弊社の事例
物置と併用で部分的な目隠しフェンス
お隣とお互いに気を使わないように、部分的に目隠しをしたケースです。物置がある程度目隠しになっていたのですが、そちらにプラスアルファで、部分的な目隠しフェンスを施工しました。
「化粧ブロックなし」「足元はコンクリートでしっかり固める」「多段フェンス」など、先にご説明した通りの施工です。
後付けで部分的な目隠しフェンス
既存のブロック塀に、後付けの目隠しフェンスです。「ブロック塀の上のみでOK」という構造上、多段柱ではありませんが、足元をしっかりとコンクリートで固めています。
お隣様とも、お互いに気をつかわずに生活できますね。
まとめ
今回の記事では、目隠しフェンスについて「後付けで部分的な目隠しフェンスを付けたい」といった方へ、施工の詳細などをお伝えいたしました。
金額的にも敷地全てを囲うより低く済みますので、「この部分を目隠ししたい」といった場合には、お気軽にご相談ください。
部分的な目隠しフェンスを上手に利用して、快適な毎日を送ってくださいね！
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