※写真はイメージです
こんにちは。山形県酒田市で外構・エクステリアの販売・施工をしている（有）ワールドウインドー庄内の代表・富樫です。
今回のブログでは「カーポートの高さで3mの柱を使うときはどんなときか」をご説明します。
こんな疑問に向いています。
✅「カーポートで高さ3m」のイメージを知りたい
✅高い位置まで窓がある場所にカーポートを建てたい
✅キャンピングカーを停めるカーポートを建てたい
弊社は山形県酒田市で24年、39,200件の実績（2024年5月現在）を持ち、カーポートの施工数も酒田市でトップクラスです。高さ3mの柱も状況に応じて施工することもあります。
このブログを読めば、カーポートで高さ3mの柱を使うのはどんなときかの判断がついたり、施工をご検討中の方はご自分が高めのカーポートを建てる必要かあるかが分かったりしますよ。
目次
カーポートのロング柱って？
リクシル（LIXIL）カーポートSTには下の3種類の柱があります。
- 標準（230cm）
- ロング柱25（250cm）
- ロング柱30（300cm=3m）
上の3種類について、それぞれ使用する際の選択の基準を解説します。リクシル（LIXIL）カーポートSTを例にとってご説明しますが、ほとんどのカーポートに応用できる内容です。
ほとんどの自家用車において「ロング柱30（300cm=3m）」は必要ない
最初に、通常の車の高さからすると、SUVをのぞいては「標準柱（230cm）」で大丈夫です。さらにSUVでも、コンパクトなサイズのものは「標準柱（230cm）」でも入ります。
大きめのSUV・タイヤを付け替えたSUVは「ロング柱25（250cm）」を使います。
通常、ほとんどの車の高さにおいては「ロング柱30（300cm=3m）」は必要ありません（キャンピングカーは例外）。
ちなみに「ロング柱30（300cm=3m）」で「屋根が3ｍもある」というのは、見た目から「カーポートの屋根が高すぎる」という印象になります。
この「ロング柱30（300cm=3m）」を使うのは、車の大きさというよりは、むしろ別な事情があります。
カーポートの高さ「ロング柱30（300cm=3m）」はどんなときに使うか
では、「ロング柱30（300cm=3m）」はどんな基準で使うのでしょう。答えは下記の通りです。
- 窓の高さが通常のカーポートでは合わない場合
- キャンピングカーを停める場合
窓の高さが通常のカーポートでは合わない場合
「ロング柱30（300cm=3m）」が必要なのは、建物に接近させてカーポートを建てた場合に、どうしても窓の高さが合わない場合です。
窓の高さが非常に高くてとカーポートの屋根をあわせる必要があるケースでは、「ロング柱30（300cm=3m）」を使用します。
▼こちらは、出入口の高さとカーポートの高さを合わせたケースです。出入口の戸は縦に長く高さがありますが、こちらの事例では「ロング柱25（250cm）」で大丈夫でした。ですが、もっと出入口が大きい場合や、別個に窓が高い位置についている場合には、「ロング柱30（300cm=3m）」が必要になります。
「ロング柱25（250cm）」を使用
つまり、「ロング柱30（300cm=3m）」を使わなければいけないというのは、相当、窓や出入口が高い場合です。
キャンピングカーを停める場合
例外的に、キャンピングカーをお持ちの場合は3mのロング柱が必要です。
近年はアウトドアも流行っていてたまにキャンピングカーをお持ちの方もいますので、カーポートを施工される場合はどうぞお気をつけください。
「ロング柱30（300cm=3m）」の価格
「ロング柱30（300cm=3m）」は、「標準柱（230cm）」「ロング柱25（250cm）」に比べて、価格が高くなります。
フラつきを防ぐために、芯材が入っているためです。高さと丈夫さを両立するために芯材を入れる訳ですが、そのぶん値段も上がってしまうのです。
まとめ
今回の記事では、カーポートの柱の高さ、「標準柱（230cm）」「ロング柱25（250cm）」「ロング柱30（300cm=3m）」における選定基準、特に「ロング柱30（300cm=3m）」はどんな場合に使用するかを解説しました。
カーポートの柱の高さについてお調べになっていた方のご参考になれば幸いです。
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