アスファルトと土間コンクリートの、コストからみた違いを説明します

2021年10月27日

こんにちは。山形県酒田市で、外構・エクステリアの販売・施工をしている(有)ワールドウインドー庄内の代表、富樫です。

 

お住まいで駐車スペースには欠かせない、土間コンクリート。

 

アパート・マンション・店舗・企業などの広い敷地ではアスファルトも見受けられますが、一般住宅ではアスファルトは見かけません。一般住宅は全て土間コンクリートですね。

 

例えば…。

 

 

▲上は弊社で施工したレンタルバイクガレージですが、店舗敷地内の広い土地で下はアスファルトです(アスファルトは弊社施工ではありません)。

 

 

▲上は弊社施工事例の一般住宅で、下は土間コンクリートです。

 

なぜ一般のお住まいはアスファルトではなく土間コンクリートなのでしょう。「見た目が美しい」という以外に、もう一つ大きな理由があることをご存じでしょうか。

 

アスファルトの特長

アスファルトの工事は、手作業ではなく重機(大型の機械)による工事です。

 

重機とは例えばローラーなどです。皆さんも道路工事などで大きなローラーを見かけたことがあるのではないでしょうか。

 

 

ですので、アスファルト工事でまず問題になるのが「ローラーなどの重機が入らなければ、アスファルト工事ができない」ということです。

 

次に問題なのが、仮に重機が入ったとしても「重機を入れる初期費用がペイできるには、相当広い土地を施工しなければならない」ということです。

 

実際に重機が入ってからの施工コストは土間コンより低いですので、逆に言えば、相当広い土地であればアスファルトは割安です。

 

そんなわけで、住宅などの狭い土地にはアスファルトは向かず、道路などはアスファルトなのです。

 

土間コンクリートの特長

 コンクリートの工事は、手作業になります。

 

 

▲上の写真は弊社で施工しているときのものですが、このように生コンクリートを持ってくるのにミキサー車は来ますが、それ以降は手作業になります。

 

 

▲こちらの写真は、同じ現場の作業風景です。職人が丁寧に仕上げます。

 

このように、人による作業でそれなりのコストはかかりますが、重機が入らないことや万が一入ったとしても初期費用がかかりすぎることで、住宅の敷地では最終的な費用は土間コンクリート工事のほうが割安になります。

 

まとめ

今回の記事では、コスト面から、アスファルトと土間コンクリートの違いをお伝えしました。

 

「少し見栄えが悪くてもアスファルトの方が安い」ということはなく、土間コンクリートは美しいだけではなく、住宅の敷地では価格も安いことがお伝えできたのであれば幸いです。

 

庄内地方では悪天候の日が多くなり、なかなか土間コンクリート工事が進みにくい季節に入りました。年間を通して、土間コンクリート工事ご希望のお客様にご満足いただける施工をご提供できればと思います。

 

 



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