意外と知られていない、土間コンクリートを敷くことのメリット【車への影響】

2021年10月4日

 

こんにちは。山形県酒田市で外構・エクステリアの販売・施工をしている(有)ワールドウインドー庄内の代表、富樫です。

 

新築のお住まいを建てられる際、必ずといっていいほど施すのが「土間コンクリート工事」です。

 

たまに下を砕石のままカーポートを建てられる方もいらっしゃいますが、多数派としてはコンクリート敷きをされます。

 

では、「土間コンクリート」は、どんな役割を持つのでしょうか。

 

かなりのご予算を必要とする施工ですので、今一度その意味をご確認いただき、その上で「発注してよかった」と改めてご安心いただければと思います。

 

土間コンクリートの役割4つ

 

土間コンクリートの役割は下の4点です。

 

  1. 見た目が整う、美観
  2. 雑草防止
  3. 車・住宅の基礎・通行者に汚れが付かない
  4. 車の劣化防止

 

1~3は、ご存じだと思います。特に2番目の「雑草防止」には虫をよせつけない効果もあり、暖かい時期には、蚊の被害も防ぎます。

 

それでは、4の「車の劣化防止」とは、具体的にどういうことなのでしょうか。

 

実はあまり知られていませんが、土間コンクリートの役目は、車にとっては4番目が最も重要です。続いて解説いたします。

 

土間コンクリートと車の下回りの関係

地下水の影響

※イメージです

地面の下には、地下水が流れています。地下水の深さは季節によって違い、冬場の深さは10cm夏場は50cm~60cmです。

 

深さは違いますが1年を通して地下水は流れていますので、むき出しの地面からは常に水分が蒸発しています。砕石を敷いている場合も水分は蒸発しています。

 

地下水が蒸発すると

 

そのため、むき出しの地面や砕石の上に車を駐車していると、車の下回り・足回りが早く傷むのです。

 

このことは、車好きでも案外「知らなかった」と言う方が多いです。

 

土間コンクリートのおかげで車が長持ち

 

そこで、「土間コンクリート」を施すことで、愛車を水蒸気から守ることになります。

 

エクステリアの外観を整え、雑草を防ぐ目的で施工した土間コンクリートも、実は車の維持に大切な役目をはたしてくれるのです。

 

メリットを知りご満足いただければ幸いです

今回の記事では、「土間コンクリート」の意外と知られていないメリットをお伝えしました。

 

お住まいの美観のために発注されていた方も、今回の記事をお読みいただき、そのメリットを改めてご確認いただければ幸いです!

 

 



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