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こんにちは。酒田市と鶴岡市でエクステリア・住宅用建材・太陽光発電システムの販売施工をしている(有)ワールドウインドー庄内です。
2月18日、山形県遊佐町に当社3箇所目の自社太陽光発電システムが完成、系統連結完了しました。
こちらは、パネル 1176枚、総出力は299.88kWになります。これまでの2箇所は両方とも50kwでしたが、今回はそれより規模が大きく約300kwとなります。目安として、メガソーラーの約1/3の規模です。土地を購入してから1年くらいかけて完成に至りました。関係者の皆様方に、心より感謝申し上げます。
さて、太陽光発電システムにとって大切な要素のひとつに、電気設備があります。規模が大きくなればなるほど、しっかりした設備が重要になります。
上の写真は、今回とりつけた電気設備です。総出力にふさわしい電気設備を設置しています。電気設備が重要な理由は、電力を電力会社(東北電力)に送る際に「質の悪い電気」を送らないように、つまり電力品質を確保するためです。
太陽光で発電した電気は通常「直流」ですが、パワーコンディショナーによって、「交流」に変換します。その後、キュービクルという機械で6,000ボルトまで電圧を上げます。その後、東北電力の6,000ボルトの線に送ります。電気設備がきちんとしていないと、この過程で電力の質がうまく確保できません。
では、具体的に「質の悪い電気」とは、どんな電気なのでしょうか?「質の悪い電気」とは、仮に家庭の蛍光灯であれば、人間では感じられない位の一瞬=0.00・・(零コンマ以下)秒、停電するような電気です。家庭で蛍光灯をつけている分には何ともないのですが、ICチップを製造するような精密機械工場などには、大変な影響を与えてしまいます。電気設備がきちんとしていないと、このような電気を送ってしまう可能性が出るのです。
ですから、太陽光発電システムを設置する際には、事前に電力会社(東北電力)から電気設備に関する審査がありますし、送電前にも、現物を見て再度審査がなされます。ですから、今回完成の自社太陽光発電システムにも、上の写真のようなしっかりとした電気設備が備え付けてあるのです。
さて話題は変わりますが、2月18日に系統連結完了したシステムも、1か月後にあたる今月から売電がスタートします。
売電がスタートしたら日射量も多い季節に入っていき、6月から売電のピークが始まります。売電の様子は、このブログでもご報告していければと思います。ちなみに、下の写真は鶴岡市湯野浜、酒田市黒森の2箇所のそれぞれの売電の明細です。
太陽光発電システムの設置をご検討の方がいらっしゃいましたら、「売電が始まるとこのようなかたちで実際に振り込まれてくるんだな」とイメージしていただき、ご参考にしていただけますと幸いです(産業用、住宅用それぞれの売電価格等によって、さまざまなケースがあります。詳細は別途ご相談ください)。
自社でも太陽光発電システムを積極的に運営している、(有)ワールドウインドー庄内です。土地探しから、メーカー選び、施工、運営、そしてメンテナンスまで、自らの経験と豊富な実績であらゆるアドバイスをさせていただいております。ご質問やご相談は、どんな小さなことでも大丈夫ですのでお気軽にお問合せください!
お読みいただいてありがとうございました。