こんにちは。酒田市でエクステリアを販売施工しているワールドウインドー庄内の代表、富樫です。
今回の話題はフェンスです。
フェンスの目的ですが、ひと昔前は境界線のためのものでした。したがって形状も簡易なアルミ製の柵タイプや、スチールのメッシュタイプが多かったです。
今は、目隠しタイプのフェンスが人気です。
目隠しタイプは、簡易なアルミ製の柵タイプやスチールのメッシュタイプのものより表面積が大きいので、購入商品を検討する際には「風に対する強さ」を確認することをおすすめします。
近年、夏場から秋にかけての台風や冬場の爆弾低気圧など、庄内地方でも突発的に強風が吹くことが多くなりました。「せっかくおしゃれなフェンスを建てたのに、風で破損してしまった」ということにならないように、耐風圧強度の高いフェンスを選びたいものです。それが、風の強い庄内地方では特にフェンス選びで失敗しないコツになります。
例えばリクシルフェンスABは、目隠しタイプでありながら耐風圧強度にも力を入れている製品です。
フェンスABの耐風圧強度について、詳しくご説明いたします。
耐風圧強度42m／秒相当
フェンスには、柱ピッチというものがあります。柱と柱の間の距離のことです。柱ピッチは、選ぶことができる商品も多いです。
フェンスABは柱ピッチを選べる商品で、柱ピッチを1m以下にすることで耐風圧強度42m／秒相当になります。
ちなみに気象庁によると、瞬間風速40m/s～50m/sの「風の強さと吹き方」は以下の通りです。
人への影響
屋外の行動は極めて危険。
屋外・樹木の様子
細い木の幹が折れたり、根の張っていない木が倒れ始める。看板が落下・飛散する。道路標識が傾く。
走行中の車
走行中のトラックが横転する。
建造物
固定の不十分な金属屋根の葺材がめくれる。養生の不十分な仮設足場が崩落する。
※気象庁「風の強さと吹き方」より
上より、柱ピッチを1m以下にすることで、台風レベルの強風でも大丈夫ということになります。
耐風圧強度34m／秒相当
柱ピッチを極端に狭くせずピッチ2mでも、耐風圧強度34m／秒相当の風圧性能になります。
ちなみに同気象庁によると、瞬間風速30m/s～40m/sは以下の通りです。
人への影響
何かにつかまらないと立っていられない。飛来物によって負傷する恐れがある。
屋外・樹木の様子
細い木の幹が折れたり、根の張っていない木が倒れ始める。看板が落下・飛散する。道路標識が傾く。
走行中の車
通常の速度で運転するのが困難になる。
建造物
屋根瓦・屋根葺材が飛散するものがある。固定されていないプレハブ小屋が移動、転倒する。ビニールハウスのフィルム（被覆材）が広範囲に破れる。
※気象庁「風の強さと吹き方」より
このことから、柱ピッチ2mでもかなりの強度が出るということが分かります。
新調するなら耐風圧強度の高いフェンスを
鶴岡、酒田を含む庄内地方は、もともと風の強い地域です。加えて、台風や竜巻、冬場に発達する低気圧など自然災害が増えている昨今です。
目隠しフェンスを新調されるとしたら、ぜひ耐風圧強度が高いものにすることをおすすめします！
フェンスAB以外でもYKKap、リクシル共に耐風圧強度の高い商品はありますので、ご確認したいことがあればお気軽にお問い合わせくださいね！
※画像出典：リクシル
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