今回の記事では、エクステリアで手すりを考えている人へ、玄関前の手すりはどの位役立つのか、またどんな商品があるのかを詳しく解説します。
当記事はこんなケースにぴったりです。
✅一般に玄関手すりは必要なのか知りたい
✅玄関の手すりを検討している
✅玄関の手すりを何点か見て選びたい
近年、玄関前に手すりをつける方は増えてきました。弊社では、個人のお住まいや店舗など手すりの施工経験も豊富です。その経験を活かしてこの記事では、手すりの有用性やおすすめ手すり商品などをご紹介します。
玄関に手すりをつけようか考えていた方は、この記事を読めば、より具体的にイメージがつかめるようになると思います。
玄関の手すりは必要なの？
現代の住宅は、玄関ドアが2～3段階段を登った上についていることが多いです。そもそも、玄関前の手すりは必要なのでしょうか。
もちろん20～30代では手すりは必要ありません。
ですがそれ以降になると高齢者でなくても、付けてみて初めて「付けていてよかった」「快適になった」と感じる場面が、実は出てきます。
身体機能は、自覚なく落ちています。科学的にみて、20～30代以降から老化が始まることはよく知られています。
また、人間の筋力は1年に1%落ちると言われます。筋トレ・走るなどのトレーニングによる個人差はあるものの、多くの方が気づかずに筋力が落ちています。
「手すりなんかいらない」という世代でも
上の場面で、玄関の手すりにつかまった際にホッとする場面は出てきます。いつも手すりにつかまるわけでなく、場面によって役立つのです。お住まいの階段を思い浮かべていただければ、イメージしやすいと思います。
もちろん、高齢になれば手すりは必需品です。
いつかは付けなければいけない手すりを早めにつけたことで、「今から意外に役立っている」と感じていただけると思います。
手すり商品のご紹介
弊社で自信をもっておすすめできる、品質のよい手すりを3点ご紹介します。
アーキレール
さまざまな組み合わせで、おしゃれな新築のお住まいにぴったり合った手すりが作れる、リクシルアーキレールです。デザインに力を入れている、洗練されたスタイリッシュな手すりです。
▼アーキレールの基本ユニットは、は笠木（手でつかむレールの部分）と柱の2種類です。柱は角柱と丸柱があります。笠木はスリムでスクエアなフォルムです。
2つのユニットの組み合わせで、さまざまな表情が選べます。
▼カラーも多彩に揃っているので、玄関ドアやフェンスなどとコーディネートがしやすいです。
▼「端部キャップ」もさまざま選べます。
▼このようなオプションも可能です。
シンプルでスタイリッシュなものから欧風なものまで、デザイン性に優れているのがアーキレールの特長です。
アーキレールならおしゃれなお住まいの雰囲気をこわさず、さらにスタイリッシュに仕上げます。
グリップライン
リクシルグリップラインは、ユニバーサルデザインの視点から作られた手すりです。「しっかり握れる」をキーワードに、全ての人にとって使いやすい形に開発されています。安全性にも念入りに配慮されています。
階段やスロープなど、「今すぐに補助手すりが欲しい」といった状況には特にぴったりの商品です。グリップの握りやすさや安全性について、詳しく解説します。
▼しっかりと握れるΦ38の手すりと、手のひらに自然に収まるR形状のだ円の手すりがあります。だ円の手すりによって、手のひらや肘で体重を支えながら歩行できます。
▼手すりの下の部分がきちんとふさいであるので、指を挟みこむ心配がありません。また、ボルトやネジも埋め込んであって安全です。
「手すりがないと歩けない」といった場合には、人に優しいグリップラインは大変おすすめです。笠木（手でつかむレールの部分）のフォルムがここまで工夫されていることで、歩きやすさと安全性はかなり違ってきます。
デザインもよくおしゃれなお住まいに違和感がないので、「若くてまだ手すりが必要ないけれど、将来のために付けておこう」といった場合にも、じゅうぶんにおすすめですよ。
歩行者用補助手すり UD手すり
リクシル歩行者用補助手すりUD手すりも、名前の通りユニバーサルデザインに力を入れた商品です。誰もが使いやすい設計の手すりです。
▼歩行者用補助手すりUD手すりの大きな特長は、「夏場に手すりが熱くなりにくい」ということです。握る部分は温度の伝わりにくい材質の樹脂でてきています。抗菌剤入りです。
▼アルミ柱と樹脂柱があり、上部笠木（柱の真上にレール部分がが付いているタイプ）とフロント笠木（柱の横にレール部分がが付いているタイプ）があります。
▼壁にも取り付けが可能です。
▼2段の取り付けも可能です。
▼使う方の手に合わせて、笠木（手でつかむレールの部分）の直径サイズは2種類あります。子供さんにも握りやすいΦ34です。
▼大人の手にぴったりのΦ40です。
▼強度の高い笠木もあります。こちらは、柱と柱の間隔が2m開いている用の、強度の高い笠木です。強度は高いですが、握りやすい40Φで見た目も変わりません。
▼カラーも豊富です。
このように、歩行者用補助手すりUD手すりはさまざまな場所に設置でき、あらゆる方が快適に使えます。
歩行補助機能に特化した手すりとして、こちらも自信を持っておすすめできます。
まとめ
今回の記事では、手すりの有用性やおすすめ手すり商品などを解説しました。
今回ご紹介した手すりはデザインもよく、あらゆる人にとって使いやすく、安全性にとてもよく配慮されています。
手すりは、ほとんどのお住まいに付けて失敗のないエクステリアです。一度将来のためにご検討してみてはいかがでしょうか。エクステリアで手すりが何となく気になっていた方から差し迫って調べていた方まで、ご参考になれば幸いです。
※画像出典：リクシル
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