こんにちは。山形県酒田市で外構・エクステリアの販売・施工をしている（有）ワールドウインドー庄内の代表、富樫です。
今回の記事では、インターロッキングについて解説します。
ここ数年、個人のお住まい敷地に人気が高まっているインターロッキング。ですがまだまだ、「インターロッキングって何？」といったご質問もあると思います。当記事で、言葉の意味から施工方法まで分かりやすくお伝えします。
当記事は、こんな方に向いています。
✅インターロッキングの意味を知りたい
✅インターロッキング施工の特徴を知りたい
✅外構で玄関前アプローチを整えたい
弊社では、庄内ではいち早くインターロッキングの施工実績を積んでいます。
この記事を読めば、インターロッキングという言葉に馴染みのなかった方から、土間コンクリートとインターロッキングで迷っていた方まで、必要だった情報がきっと手に入りますよ。
インターロッキングとは？施工方法も解説
▼インターロッキングとは、コンクリートブロックを使用した施工です。
このように、コンクリート製のブロックを組み合わせて敷いた舗装方法です。この事例もそうですが、レンガ調に見えるものも多いです。複雑な形のブロックは、かみ合うようにして組み合わせます。
インターロッキングの発祥は、西ドイツです。下地をしっかり作った後にブロックを丁寧に敷いていく、手間をかけた職人の作業になります。
▼ブロックをかみ合うように並べた際、ブロックとブロックの間は、モルタルやコンクリートなどで固定しません。敷き詰めた後に専用の砂を間に埋めることで、ブロック同士を固定します。具体的には硅砂という砂をかけ、ほうきなどで流し込んで埋めていきます。
▼そして、経年変化でブロックがズレていかないように、縁石施工は必須になります。写真赤で囲んだ部分になります。
インターロッキングは、昔は公園・ショッピングモール・公共施設の敷地の印象が強かったと思います。ですが現在、色・表面の質感などブロックの種類も多様になり、おしゃれな仕上げが可能になったため、個人のお住まいでも人気が出ています。
全国的には駐車場もインターロッキングにする方も多いようですが、庄内地方では玄関アプローチ（敷地で、玄関ドアから道路までをつなぐ部分）の施工が人気です。
弊社での施工事例をご紹介します。
弊社のインターロッキングの事例
事例1：円を描いたデザインをアクセントに
酒田市内の事例です。アプローチの施工です。
▼道路側から玄関まで、デザインをほどこしたインターロッキングでつないでいます。
▼ブロックの並びと縁石です。
▼真ん中は、円状のデザインになっています。
▼玄関側から道路に向かって撮ったところです。
▼玄関横から、少し角度を変えて撮っています。
▼道路側からお住まいの方へ。
▼カドの曲がった部分のディティールです。
▼玄関方向から、少し近づいて撮りました。
事例2：玄関前を明るくおしゃれに
玄関アプローチの事例です。玄関ステップから明るく玄関先を彩ります。※施工したばかりなので、多少珪砂が残っています。
▼敷地の奥から撮影しました。左が玄関ドア、写真奥が道路側です。
▼道路側から、少しナナメに撮影しました。
▼道路から、まっすぐに撮りました。
▼ブロックの並びはこの通りランダムになっています。バランスよく並べてあります。
▼敷地奥から、まっすぐに撮りました。
▼インターロッキングあることで、玄関先が明るくおしゃれになります。
2件の事例の共通点
2件の事例の共通点としては、どちらも玄関アプローチの施工です。また、新築のお住まいへの施工でした。
土間コンクリートの施工も洗練されていいですが、インターロッキングならではのおしゃれさがあります。
インターロッキングのメリット・デメリット
インターロッキングのメリット・デメリットは下の通りです。
メリット
- 水はけがよく、上が水たまりにならない。
- ブロックの色・質感・形のバリエーションが豊富に揃っていて、全体のデザインも比較的自由にできる。
デメリット
土間コンクリート施工もインターロッキング施工も、職人の丁寧な手作業です。デメリットに「ややコストがかかる」とありますが、極端な差額ではありません。玄関アプローチの印象にこだわるなら、ぜひインターロッキングも視野に入れてみてください。
まとめ
今回の記事では、「インターロッキングって何？」といったところから、インターロッキングの施工方法、仕上がりの特徴などを、弊社の施工事例を含めて解説しました。
これから新築をお考えの方、外構を整えていく方に、インターロッキングの概要をお伝えできたのであれば幸いです。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡くださいね！
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