コンクリートには養生時間が必要な話

2019年8月21日

※写真はイメージです

 

こんにちは。ワールドウインドー庄内の富樫です。

 

先日、こんなことがありました。ガレージの内部床にコンクリートを打つお仕事をさせていただいた翌日のことです。お客様から「今日、ガレージに車を入れていいですか?」と聞かれました。

 

事前に「お車を入れることができるのは〇日からです」とお伝えはしていましたが、新しいお車を大切にされていたのと、コンクリートの表面が乾いていたため、すでにしっかり固まったように思われたようでした。

 

その時点でお車を入れるとコンクリート工事がダメになってしまうので、申し訳なかったのですが、「もう数日だけお待ちいただけますか?」とお伝えしました。

 

このような例は珍しくなく、多くのお客様が、コンクリートの表面が乾くと車などを載せても大丈夫と感じてしまうようです(^^)

 

実は、コンクリート工事には「養生時間」が必要です。

 

打ったコンクリートは、乾燥によって(水分が抜けて)硬くなるのではありません。化学変化によって硬くなります。ある程度の時間をおいて化学変化がしっかり行われないと、コンクリート本来の強度が出ません。

 

表面が乾いたように見えても、強度が出る前に車などを載せてしまうとヒビが入ってしまいます。その時に大きなヒビが入らなくても、実は見えないところに小さなヒビが入っている恐れがあり、それが後から表面に出てくることもあるのです。

 

具体的には、実質的な強度が出るまで1週間かかります。弊社では、お客様の使い勝手も考え、養生時間は通常4~5日とお伝えしています。でも本当は、1週間見ていただきたいのです。

 

ちなみに雨に関しては、2時間位たてば表面が乾くので、その後雨が降っても大丈夫です。表面が乾いていれば、下の部分の化学変化は順調に進みます。

 

もし、土間コンクリート工事の施工業者さんが、コンクリートを打った後1週間ほど現場に来ない場合でも、どうぞ心配なさらないでくださいね(^^)。ほったらかしにしているのではなく、それは「強度が出るまで待っている」期間なのです。

 

 

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